八十介 管理
葛飾区町工場殺人事件
昭和96年8月19日
氏名:水戸義康(58)
住所:東京都葛飾区青戸2丁目
職業:金属加工工場経営
同居家族:妻(57)/娘(25)・息子(20)※子供は一人暮らし
昭和96年6月15日9:30頃、出社した従業員が、被害者が腹部から血を流して倒れているのを発見し、119番通報をした。出血多量による失血死。
腹部・胸部、5箇所を刺されている。
金庫も破られておらず、盗まれたものもないことから、怨恨による犯行が濃厚。
死亡推定時刻は15日8:00~9:00頃
水戸氏は毎日7:00に出勤し、清掃をしてから工場の機械を稼働させるのが日課。
従業員は9:00以降に出社するため、毎日7:00~9:00は社長はひとりで工場にいる。それを知っている人の行動だと思われる。
凶器のナイフは納品予定のものから使用したと思われる。
元従業員やトラブルのあった取引先を中心に、聞き取りで浮上した関係者を全て当たったものの、有力な手掛かりがつかめなかった。
家族については、バンドをやっている息子に工場を継がせようとして疎遠になっていたようだが、息子は工場を継ぐ意思を友人に打ち明けていたとのことで、父親殺害の可能性は薄い。
□班長 ☑主任
☑係長
□管理官 ☑理事官 □課長
□主要課長 □参事官
□部長 □方面本部長 ☑主要参事官
☑主要部長 □警視副総監
☑警視総監
青戸南署刑事課が引き継ぎ、捜査を続けている