捜査第四課
新宿小出ビル籠城事件
昭和95年6月8日
昭和95年5月18日に発生した新宿小出ビル1階のフランソワで発生した山内組構成員による籠城事件。中国系マフィアレッドドラゴンの抗争に関連する。一般人が巻き込まれた。
山内組の構成員3名、レッドドラゴンの構成員2名が死傷
一般人の飯田順子(35)海村冴子氏(29)が死亡、5名が重軽傷
昭和95年5月18日18:10、山内組がレッドドラゴンとの抗争で逮捕されたメンバーの解放を訴えて、一般人10名を人質に喫茶店の籠城。
新宿西署・捜査第四課・特殊班、合同で捜査にあたる。
信頼関係を築く交渉の際に相手の不意をついて一度目の突入を試みたため、逆上した構成員により人質3名が撃たれた。
人質の証言によると籠城した構成員は5名と思われるが、突入したところ、取り押さえたのは3名のみ。2名は喫茶店の中から2階に逃れ、逃走。
全員目出し帽をかぶっていたため、顔はわからない。
逃走した2名はフランソワの店内の逃走経路はあらかじめわかっているようだったとのこと。
□班長 ☑主任
☑係長
□管理官 ☑理事官 □課長
□主要課長 □参事官
□部長 □方面本部長 ☑主要参事官
☑主要部長 □警視副総監
☑警視総監
一般人の犠牲者を出したのは現場指揮官の判断ミスとされ、新宿西署の署長以下3名・SAT隊長が懲戒処分。
新宿西署が引き継ぎ、捜査を続けている