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昭和96年4月1日

 

 迷子動物は長らく『遺失物』として対応してまいりましたが、家族も同然の迷子動物がモノ扱いされることに対してのクレーム件数が年々増えており、各警察署や遺失物センターからも対応の見直しを求められていました。

 そこで、藤山悠造警視総監のご指導のもと、迷子動物も『行方不明者届』にて対応していくことになりました。まずは試験運用として、警視庁生活安全部に『迷子動物安全対策課』を設置し、人間の行方不明者と同じように対応していくことになります。


 藤山警視総監「警察組織も世の中の変化に合わせて対応していく必要がある。今遅れている部分を私の代で修正していき、また息子の代でその時代に合わせた組織にしていく、といった形で未来に繋いでいき、時代遅れの部分を後回しにしないようにしたい」


 迷子動物安全対策課に関する質問は、生活安全部にお願いします。


生活安全部

迷子動物安全対策仮本部

猪熊康夫

内線326-121







昭和95年6月8日

 

昭和95年5月18日に発生した新宿小出ビル1階のフランソワで発生した山内組構成員による籠城事件。中国系マフィアレッドドラゴンの抗争に関連する。一般人が巻き込まれた。

 
  • 山内組の構成員3名、レッドドラゴンの構成員2名が死傷

  • 一般人の飯田順子(35)海村冴子氏(29)が死亡、5名が重軽傷


  • 昭和95年5月18日18:10、山内組がレッドドラゴンとの抗争で逮捕されたメンバーの解放を訴えて、一般人10名を人質に喫茶店の籠城。

  • 新宿西署・捜査第四課・特殊班、合同で捜査にあたる。

  • 信頼関係を築く交渉の際に相手の不意をついて一度目の突入を試みたため、逆上した構成員により人質3名が撃たれた。


  • 人質の証言によると籠城した構成員は5名と思われるが、突入したところ、取り押さえたのは3名のみ。2名は喫茶店の中から2階に逃れ、逃走。

  • 全員目出し帽をかぶっていたため、顔はわからない。

  • 逃走した2名はフランソワの店内の逃走経路はあらかじめわかっているようだったとのこと。



  1. □班長 ☑主任

  2. ☑係長 

  3. □管理官 ☑理事官 □課長

  4. □主要課長 □参事官

  5. □部長 □方面本部長 ☑主要参事官

  6. ☑主要部長 □警視副総監

  7. ☑警視総監

 

一般人の犠牲者を出したのは現場指揮官の判断ミスとされ、新宿西署の署長以下3名・SAT隊長が懲戒処分。

新宿西署が引き継ぎ、捜査を続けている

 




昭和95年3月22日

 
  • 氏名:椎名佳代子(32)

  • 住所:東京都北区王子2丁目

  • 職業:文具販売会社 社員

  • 同居家族:なし/両親は荒川区在住


  • 昭和94年11月13日12:10、北区王子のマンションで首を絞められて死亡しているのが見つかった。頚部圧迫による窒息死。

  • 13日、無断欠勤を不審に思った上司が、被害者の同僚に頼んで自宅を訪問。新聞がとりこまれていないことに気づき、管理人に声をかけて鍵を開けてもらい、倒れている被害者を発見した。

  • 死亡推定時刻は12日18:00~20:00


  • 勤務態度は真面目で、無断欠勤は絶対にしないタイプなので13日に連絡もなしに来なかったことを不審に思った。

  • 被害者帰宅後から同日20:00頃の間でマンションの防犯カメラに映った人数は16名。内14名は判明。2名が判明せず。

  • 2名の内、1名は細身の女性。体格から考えてもう1名の男性が有力と見ている。


  • 3年前の交際相手、神田洋一とは別れるのに時間がかかったとのことだが、神田洋一は11日~14日まで大阪出張をしていた

  • 依頼の可能性も考え、神田洋一をマークしているが、決定的な証拠は出ていない


  1. □班長 ☑主任

  2. ☑係長 

  3. □管理官 ☑理事官 □課長

  4. □主要課長 □参事官

  5. □部長 □方面本部長 ☑主要参事官

  6. □主要部長 □警視副総監

  7. □警視総監

 

王子西署刑事課が引き継ぎ、捜査を続けている

 


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